2015年10月2日(金)


帰り道、高校を卒業してからのこの6年間、ずっとずっと私の心の中にいた、ずっとずっと会いたくてたまらなかった恩師に会えた。偶然。ばったりと。


私がその方を恩師なんて呼ぶには、たぶん、ものすごく、おこがましい人。高校時代の、現代文の先生。


多くの先生の恩を仇で返すような高校時代を送っていた私。この先生はとくに、教師として、というより、人としての優しさをもって私や生徒に接してくれた人で、茶目っ気たっぷりちょっぴり毒っ気のある仏様みたいな人だった。そしてその優しさを私は何度も無下にした。なにを言われても、どんな言葉をかけられても、なにも、なにも、がんばれなかった。そんな日々を思い返すと心苦しくて。

私の在学中に既にこの先生はおじいちゃんで、学校側に頼まれて定年を過ぎてもずっと教えに来てくださっていた。だけど私が二年生か三年生の頃、発作のようなものが起こり身体が動かなることが何度かあり、「おまえたちが卒業するときに、俺も一緒に卒業する」と言って、私たちと一緒にこの高校を去った。だから、先生に会う手立ては私には何もなかった。


二十歳を越えたあたりから、あの頃既にあんなだったから、先生はもうとっくに死んでいるのではないかという考えに至り、勝手に私は先生は死んだとものと思い込んでいた。

もしかしたら、と希望をわずかにもちながらも、先生に会いたいなぁ、どこかでばったり会わないだろうか、でももう先生死んでるだろうな、もう、一生会えることはないんだろなぁとふとしたときに何度も何度も考えたりしていた。


ずっと夢に見ていた。先生にばったりと出くわす日を。


本当に叶ってしまうなんて。


まさか、まさか、生きているだなんて思っていなかったから、驚きで、もうそれだけで、生きていることが確認できただけで、もう本当に良かった。うれしかった。


じっと見つめた後、おそるおそる先生に話しかけてみると、私のことを覚えていると言ってくださった。なんとなく、本当っぽかったけど、嘘でも良かった。涙が出たけど一生懸命こらえながら、笑顔で、たくさんお話することができた。

先生は、スーツケース片手に今から東京へ向かうとおっしゃっていたのに、偶然会った私とたくさん話してくださった。それは時間にすると、5分にも満たなかったかもしれない。だけど、私にとっては夢みたいな、幻のような時間だった。



先生に別れを告げたあと、泣きながら高校時代の友達に電話をかけたら、そんな私の様子に笑ってくれて、しかも、なんと、赤ちゃんができたという報告までしてくれた。


ダブルで嬉しくて、なんだか気がおかしくなってしまいそうだった。


家に帰って先生に会ったことを母に話すと、涙がとまらなくて、子どもみたいに、わんわんと大泣きしてしまった。


間違いなく、今日は、一年でいちばんいい日だった。


振り返ると、夢だったのかと思ってしまうほど、儚くて、幻をみていたみたいに。



またいつか、会えますように










夜、鳥取県に住んでいる友達が京都に帰ってきていたので、いつものメンバーでいつもの居酒屋に飲みに行った。


楽しいなぁ。ゆるくて、自由で。


デザート新作あったから、どれを頼むか決めかねていたら、お兄さんがテキトーにワンプレートにして出してくださった。

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はーおいしかった。ここのカタナーラアイス大好き。新作のミルクティーのチーズケーキもおいしかったなぁ。いつもありがとうございます。




飲んだあとはカラオケにも行って、久しぶりに夜中まで遊んだ。楽しかったなぁ。

また近いうちに飲みに来れるといいな。





今日は本当に、最高の1日だったな。


もう、今日、今、死んでもいいと思えるくらい、幸せな日でした。

こんなに幸せだと、明日が来るの、こわくなっちゃうな。